セックスレスの原因は大きく二つ
セックスレスの原因に関しては、非常に複雑でなかなか特定できるものではありません。大抵は複数の原因が重なっていることが多いのです。
セックスレスの原因は「身体的原因」と「精神的原因」の2つに大きく分けることができますが、どちらか一方というこでもありません。まずは身体的原因から見ていきましょう。
年齢とともに衰える身体
これは全ての夫婦・カップルに等しくいえることですが、年齢を重ねると身体は衰えていきます。体力・精力・見た目すべてにおいて、努力をすれば衰えるスピードを遅くすることはできても逃れるすべはないのです。
精力の減退
精力と言うと曖昧ですが具体的には「性欲」「体力」と言い換えていいでしょう。男性の性欲は10代後半にピークを迎えて、それ以降は緩やかに減退していきます。
また体力と言うとイメージがわかないかもしれませんが、年齢を重ねると勃起する力が弱くなります。勃起しずらくなったり、しても少し柔らかかったり、持続できなかったりということが起こりえます。
勃起が不完全でセックスができないことをED(勃起不全)と言いますが、その原因は身体と精神の2つが関係しています。
体力不足
体力不足といってもセックスができないほどに体力がなくなっているわけではなく、疲れているからあまりセックスしたくないとか、翌日に響いてしまうというようなことです。
特にストレス社会と言われている昨今、ストレスによる疲労は軽視できません。家にいるときはゆっくりと休みたいという気持ちが上回り、セックスレスになることは多いのです。
身体的魅力を感じない
これはお互いに言えることですが、以前は細くて筋肉質だった夫も、以前はくびれがあった妻も、年齢を重ねれば体系が変わるのは当然です。
ですが男性も女性も、身体的魅力以外の部分で性的興奮することはできるようになっています。
デリケートな精神
セックスレスの一番の原因は精神的なものです。実際精力が体力が落ちてもセックスすることは可能だからです。
ある意味では一番解決しなければならない問題とも言えます。
断られるのが怖い
男性はプライドが高いため、セックスを断られることがあると傷つくことがあります。なので本当はセックスしたいと思っていても、積極的になれなくなるケースがあるのです。
この場合は女性から誘ってみるなどすれば、男性も応じてくれる可能性は大いにあります。
母親のように見てしまう
子供ができるとお互いにパパ・ママと呼び始めることが多くなり、一人の女性としてではなく母親として見るようになることがあります。
逆もまた然りで、子供が小さい頃は一人の男性ではなく、父親として見てしまうようになってしまいます。
女性の場合は子供が大きくなると、また一人の男性として意識することができるようになりますが、男性の場合はそのまま母親の印象を引きずってしまうことが多いのです。
普段のコミュニケーション
普段から会話などのコミュニケーションがないのにも関わらず、セックスだけはするなんてことはまずありえません。
普段からのコミュニケーションができているからこそ、さらに深いコミュニケーションであるセックスが生まれるのです。
子供を作るというプレッシャー
パートナーとセックスを楽しむという目的ではなく、小作りのためだけのセックスになってしまうとセックスレスに陥りやすいのです。
セックスをしても排卵日だけという程度になってしまい、子供ができればゼロになってしまうというケースです。
男を捨てる・女を捨てる
同棲し始めのカップルや新婚さんに多いのですが、一緒に生活することになるとお互いのリアルが見えるようになります。
今までパートナーの前ではしてこなかったことをするようになると、一時的に幻滅してしまうことがあるのです。
その他外部要因
よく言われるのが子供ができるとお互いのセックスしたいという意思があっても、なかなかタイミングが見つからなかったり場所がないというケースです。
お互いにどうしてもセックスしたいという意思があれば、場所やタイミングを見つけますが、別にそこまでしてやらなくてもいいと思ってしまうというのがセックスレスの本当の原因です。
まとめ
セックスレスの一番の原因は精神的なものです。体力衰えたり、子供がいてタイミングが合わないということも耳にしますが、それでもお互いにセックスしたいという意思があればセックスレスにはなりません。
まずは自分たちがどれに当てはまっているかを考えてみましょう。