2パターンに分かれる40代
40代のセックスレス率は約50%とされていますがですが、私の実感としてはもっと多いと思います。半分の夫婦が月に1回以上セックスをしているということになりますが、現実そうはなっていないでしょうね。
30代のセックスレス率は約35%でしたから約15%も上昇したことになりますが、その分悩む人が増えたかというと実はそうでもない気もします。
というのも40代になって性欲が盛んになると、性欲がなくなる人と分かれるのです。女性は年を重ねると性欲が増すという話を耳にしたことがある人も多いかと思いますが、当てはまらない人も多くいます。
そのためセックスレスの悩みは深くなるか、気にならなくなるかに分かれるのです。私の場合は前者で、40代に入ってからの方がセックスレスを辛いと感じるようになりました。
その理由は性欲の強弱もあったかもしれませんが、子供が大きくなって自分の気持ちや時間に余裕が生まれたことが大きいと思っています。
もう一生セックスしないのかな
子供につきっきりという生活も終わった時に気づいたのは、何とも言えない虚無感でした。
子供が段々と離れていくにつれ、「私は誰かに必要とされるのかな?」「もう女として見られることはないのかな」「そういえばもう一生セックスなんてしないのかな」など色々なことを考えるようになりました。
旦那との離婚を考えたのも40代に入ってからです。日本人女性の平均寿命は約85歳ですが、残り半分の人生は女性として生きられないのかと思うと耐えられませんでした。
ですが子供のことを考えると離婚はしたくないし、どうせ抱かれるなら旦那がいいとも思い、一番努力したのもこのころでした。
努力が空回りすることも多かったのですが、努力の甲斐あって今では月に1度はセックスして、円満な夫婦関係をきずけていると自分では思っています。
もしセックスレスで悩んでいるのであれば、何かアクションを起こさない限り改善されることはありません。
40代でセックスなんてと思う方もいらっしゃるようですが、人生はまだ40年もあり私は40代で女を卒業するのはあまりに早いと考えています。